2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大漢和辞典デジタル版を少し触ってみた

こんにちは!のぐち(@drtwitting1)です☆ 今回は大漢和辞典デジタル版を入手したので、そちらをレビューしてみたいと思います。通常価格130,000円(税抜)のところ、2019年3月末まで100,000円だったので悩みましたが購入しました。 『大漢和辭典』(だいか…

Ⅲ-4. 証類本草② 『新修本草』~『嘉祐本草』『図経本草』北宋政府の医書校正

こんにちは!のぐち(@drtwitting1)です☆ この記事では、前回の続きとしてさらに証類本草を見てゆきたいと思います。 前回(Ⅲ-3)、『神農本草』から『集注本草』までの変遷を実際に証類本草(政和本草)で読んでゆきました。この先はしばらくは政府が本草…

第19回 JAPANドラッグストアショーに行ってきました

こんにちは!のぐち(@drtwitting1)です☆ 今回は2019年3月15日(金)~17日(日)に開催された第19回 JAPANドラッグストアショーに行ってきましたので、その日記としたいと思います。 ・日程について 3月15日(金)は企業向けで一般公開ではなかったみたい…

『金匱玉函経』証治総例テキスト 附方薬炮製

最終更新日 2019/06/16 こんにちは!のぐち(@drtwitting1)です☆ 今回は『金匱玉函経』証治総例のテキスト化を行いました。『傷寒論』『金匱要略』『素問』『霊枢』などの古典についてはすでに小林健二先生がテキスト化しております(『漢方の臨床』ホーム…

Ⅰ‐2. 序文②―剳記という著述スタイル

漢方などの中国医学古典の研究において多紀元簡・多紀元堅をはじめとする江戸考証学の功績は計り知れない*1。考証学はもと中国の清代に流行した学問である*2。 清代学術概論―中国のルネッサンス (東洋文庫 245) 作者: 梁啓超,小野和子 出版社/メーカー: 平凡…

Ⅳ-2. 張仲景医書概説② 『金匱玉函経』について

こんにちは!のぐち(@drtwitting1)です☆ 前回は中国三大名医の一人、張仲景の作とされる『傷寒論』『金匱要略』について概説させていただきました。今回は残るもう一つの書『金匱玉函経』を解説してゆきたいと思います。 1 『金匱玉函経』の内容について 2…